英語と野球が好きなぴょん吉のブログ

社会人一年生です。英語(主にTOEIC)と野球と海外ドラマと会社の愚痴を書いていきます。

英語を聞き流すだけで話せるようになるというのは嘘です


みなさんこんにちはー、ぴょん吉です( ´ ▽ ` )ノ


今日はですね、英語を手っ取り早く話せるようになるのはどうすればいいのか、考えていこうと考えていたのですが、気が変わったので例のアレについて考察していこうと思います。


タイトルにも書いてある通り、皆さんも恐らくこの文言には聞き覚えがあると思います。


某有名スポーツ選手や芸能人もコマーシャルに度々出演しているので、ほとんどの方がご存知でしょう。


そう、スピ●ド・ラーニ●グ です。

 


少し気になって公式サイトなどを見て回ったところ、なんともまあおもしろいことがたくさん書いてあること。

 


『1日5分聞き流すだけで英語が突然口から飛び出した』


『聞き流すだけで英語が身につく』

 

 


……言わせてもらっていいですか?

 

 

 

そんなわけあるか!!!!!!!

 

 

 

本当にそれが可能ならば、学校で英語を教える必要がありませんよね?


教材だけ配って聞いてもらえばそれだけで英語が修得されるらしいので笑

 

 


突然ですが、皆さんはどうやって日本語を覚えましたか?


誰かに教えてもらいましたか?


外国人が日本語を勉強するにあたってぶつかる壁の一つに、助詞の使い方が分からないということがあります。


「明日はあなたは勝つと思います」

「明日はあなたが勝つと思います」


皆さんはこの二つの文の意味の違いを説明できますか?


他にもありますよ。

 

「僕はさっき店を出ました」

「僕はさっき店から出ました」


もしもあなたが外国人にどう使い分けるのかと尋ねられたとき、どうやって説明しますか?

 

大抵の人は難しいと思います。


だって皆さん習ってませんよね、そんなこと。


動詞の活用もそうです。ご存知の通り日本語の動詞には一つの基本形に対して、たくさんの活用形があります。


ですが皆さん、大人に限らず小さな子供でも普通に扱え意味を理解することができるはずです。


それはなぜでしょうか。


それこそ、聞き流すだけで言語が習得できるからです。


我々人間は生まれたあと、はたや生まれる前の母親のお腹の中にいることから、様々な音を聞いています。


もちろん、日本人なら日本語を一日中耳にしますよね。ただそれだけで、恐るべきスピードで文法や意味を理解するようになります。


けれどそれは、一般的に3歳頃までと言われており、もしも生まれてから何も無い暗闇の中で過ごしていたら大きくなったとき、言葉を発することができなくなっているでしょう。


一般的にバイリンガルと言われる人達は、幼い頃に二か国語以上自然な環境で接する機会があったのでしょう。

 

 


だって考えてもみて下さい。

 


全く言語知識のない大人がアメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、まあどこでもいいんですけど、そこで二、三年暮らして話せるようになりますか?


きちんと単語や文法の勉強をしてやっとスタートラインに立つことができますよね?


それと同じことがス●ード・ラー●ングにも言えると僕は考えています。


いい歳こいた大人が……というより、小学生の時点でもう手遅れです。


口コミやレビューをチラッと見たところ、批判が殺到していたので、効果のなかった方がほとんどなのでしょう。


全員が全員とは限りませんよ? なかには本当に話せるようになった人もいるかもしれませんからね(*^^*)


こうやって偉そうなことを言っている僕ではありますが、実はまだ、●ピード・●ーニングを体験したことがありません笑


なのでこの記事は僕の戯言、もしくはただの妄想だと思ってくれて構わないです。


第二言語習得の難しさ、それは現在進行形で勉強している僕、もしくは読んでくださっている皆さんなら身にしみて感じていると思います。


というより、第二言語を完璧に習得するのは最早不可能です。1.5流がせいぜいでしょう……。


近道なんてないんです。やはりコツコツと積み重ねていくのが一番ですよね。


ではでは、そんなこんなで今日はここら辺で終わりたいと思います。


それではまたお会いしましょう!

 

 

 

 

あっ、そういえば日本シリーズ見ましたか……?


僕は阪神ファンで、同じセ・リーグの横浜を応援しているのですが、なんだか12年前を思い出させるスコアになっていましたねえ・・・・・・