【侍ジャパン】選手はプレミア12に出るメリットはないのか？【辞退者続出】

どうも皆さんこんにちは、ぴょん吉です！

待ちに待った週末でございますが、休日の予定はおありでしょうか？ 僕は久しぶりにポケモンGOのコミュニティデイに参加しようと思っています笑

プロ野球は終わってしまいましたけれど、11月からプレミア12が始まるのでまだまだ野球シーズンは続きます。

そんなプレミア12ですが、すでに3名の辞退者が出ています。

辞退者・・・松井選手(楽天)、森原選手(楽天)、千賀選手(ソフトバンク)

追加招集者・・・大竹選手(巨人)、甲斐野選手(ソフトバンク)、嘉弥真選手(ソフトバンク)

辞退したのは3名とも投手だったため、追加招集者も同じく投手となります。特に千賀選手はエースとして先発での登板が予想されていたため、かなりの痛手になりましたね。

2015年に第1回が開催され、今年が2回目となるプレミア12ですが、野球好きな人からすれば、WBCや過去のオリンピックと比べて物足りないメンバーだと思うかもしれません。

そもそもプレミア12とは・・・北京オリンピック以降、野球が競技から外れたため、国際野球連盟(IBAF)が資金不足になっちゃったんですね。だから、MLBから分けてもらうことにしたんですけど、その代わりにWBCが主な世界大会となり、IBAFがそれに対抗し、プレミア12がIBAFが主催する大会になったわけです。

まだまだ歴史が浅いため、世界的にみて、サッカーW杯やラグビーW杯ほどの盛り上がりもほとんどありません。肝心のアメリカ代表もマイナーリーガー選抜で乗り込んでくるぐらいですからね。

もちろん、日本の野球ファンからすれば一大イベントに違いありません。前回は大谷選手がメンバーに入り、大活躍していました。

けれども、実際の選手は必ずしもそうではないのかもしれません。今大会のメンバーが発表されたのは10/1ですが、それまでに内々で選手にオファーを出し、メンバーが揃うよううまく調整していたと思います。

なので、何でこの人がこの成績で選ばれてないの？ って人がいれば、恐らくその選手はオファーの段階で辞退していたのでしょう。

それでは、なぜ日本代表のオファーがきても辞退するのでしょうか？

その理由の1つめは、怪我ですね。シーズン中も怪我を隠して試合に出る選手は何人もいます。そのため、オフシーズンはまず身体を休めることに専念したいと考えていると思います。

もう1つは、出ることへのメリットより、デメリットの方が多いと考える選手がいるということです。試合に出る以上、怪我の危険性というものは常につきまといます。ここでもし怪我をして、シーズンを棒に振るようなことがあれば、元も子もありません。

＋‪αとして、今大会の優勝賞金は150万ドル、およそ1億6000万円です。これを山分けするのかどうかは分かりませんが、もしそうした場合、選手1人がもらえる額は、代表クラスのプロ野球選手からしたら微々たるものでしょう。これも、理由の1つになっているかもしれません。

あとは、このプレミア12は、東京オリンピックの出場権かけた大会でもあるのですが、開催地である日本はもうすでに出場が決まっているので、極端な話、そこまで本気で勝ちにこだわる必要がないんです。

むしろ、オリンピックメンバーに選ばれる可能性がほぼ確定している選手は、こんな大会に出るより、オリンピックに向けて今から調整したいと考えている可能性もあります笑

そして、打者ではなく投手ばかりが辞退をしたのはなぜか？

投手は、打者よりも怪我をすることが多く、調整も大変です。シーズンで疲弊しきった肩を休ませるためのオフシーズンで、また酷使してしまっては取り返しのつかないことになってしまうことでしょう。目先の大会より、あくまでも優先すべきはシーズンと考えている選手も多いと思います。

それによく気がついたら、クリーニング手術を受けていたってこともありますからね。

結局、プレミア12に限らず、代表のオファーを受ける受けないかは、選手自身に委ねられています。ただ、1度受けてから断るのはさすがに周りにも迷惑だなとは思いますけど……。

もしこれが稲葉監督ではなく、王監督だったとしても同じことができるのかな……なんて思ってみたり。

まあでも、たとえ誰が出ようとも、応援することには変わりはありません。メンバーに選ばれた選手はみな、やる気があって臨んでいるのですから。

日本の初戦は11/5のベネズエラ戦です！

また時間があれば、随時試合の感想を書いていきたいと思います。

ではでは( ´･･)ﾉ